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予告

新作を製作する事をココに宣言する。

制作:飛龍瑞鶴

「対馬要塞1955」

二月より連載開始
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「七課の人々」

「エスプレッソ、うめぇ~」
今日も阿井少将の声が彼の執務室に響く。部屋に立ち込める濃厚な麦の様な香りから、彼が飲んでいるのは珈琲でない事が判る。
「今日は麦茶のですか?」
阿井の斜め前のデスクで書類と格闘している配属艦魂の伊勢が、書類から目を離さずに阿井に聞いた。
「残念。今日は黒豆茶だ」
「そうですか…」
阿井の答えに伊勢は呆れる。何も戦時中では無いのだから、珈琲でエスプレッソを飲めば良いと思うのだが………
「八津くんは、今日は休みですか?」
伊勢が目の前の空きデススを指差しながら阿井に尋ねた。
因みに、八津とは阿井少将の従卒の八津瀧治朗中尉の事である。
「あぁ、八津か」
阿井は、カップを置くと頭を掻きながら答えた。
「あいつは、病欠だ。腹を酷く下したそうだ」
やっぱり、アレは不味かったか、阿井はそう続けた。
「アレって何ですか?」
「あぁ、磯蟹」
同期がもってきてね。と続けたが、既に伊勢の姿は無かった。
机の上に、“お見舞いに行ってきます”との書置きが残されている。
阿井はソレを読むと、机の引き出しから細巻を取り出し、銃を模したライターで火をつける。
「昼飯、何食うかな………」
その呟きは彼が吐き出した紫煙と共に宙を漂った。

旭日の残照1958(仮称) プロット

 この仮想戦記は、我々の歴史とは異なった戦後を迎えた日本人が血の証明を行うために、東南アジアで戦う物語である。
 物語は4つの短編で構成され、各短編毎に主人公となる兵器と人物がいる。

 第一章:戦略偵察
 主役:B-36・荒町俊夫少尉

 インドネシア、スカルノ体制化での東側への接近は、西側諸国の警戒を強めていた。
 インドネシアの現状を調査するため、一機のB-36が戦略偵察の為に飛び立った。
 戦後導入された予備士官制度により、空軍少尉となった荒町俊夫の姿もあった。

 第二章:ネズミ輸送
 主役:甲標的・内藤和磨曹長

 インドネシアに対する日本の介入は秘密裏にはじまった。
 反スカルノ勢力に対する軍事支援。
 その主力となったのは、甲標的と称される小型潜水艇であった。
 先の戦争末期に召集され、そのまま海軍に居ついた内藤曹長は、新品少尉の艇長に若干の不安を抱きつつ任務に就いた。

 第三章:CAP
 主役:F9F-6 クーガー・津守纏中尉
 マラッカ海峡は日本の生命線である。海峡の安全を守るために日本は虎の子の機動部隊を派遣した。
 津守中尉は現在の乗機に愛着を持ちつつも、帰国後に導入予定の新鋭機に心を躍らしていた。

 四章:艦砲射撃
 主役:巡洋艦「雲仙」・諸橋征二郎中佐
 遂にインドネシアに内戦が発生した。
 ヴェトナムにご熱心な合衆国に代わって、日本が介入。
 諸橋中佐は参加兵力に若干の不安を抱きつつも、自らの職務に慢心した。
 

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架空戦記(案)

想定状況:冷戦期
想定戦場:ニューギニア
 異なった歴史を辿った日本が、共産勢力相手に戦う話。
先頭理由;米国より様々な援助を得るため


 資料があれば、いけるかもしれない。

勝負(3)

「今日はこの辺で終わりにする?」
常盤先輩が道場の床で大の字になった私に言う。
24戦0勝21敗3引き分け、それが結果だった。
僕は疲れきっており、もう立ち上がる事ができず。
常盤先輩は、少し呼吸を乱しただけである。
「同意いたします」
生も根も尽きた私はそれに従うしかなかった。

Extra

プロフィール

飛龍瑞鶴

Author:飛龍瑞鶴
喉に傷跡があるハゲ入道。
自称:唄って踊れる三枚目
共産趣味者にして、軍事愛好家

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