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勝負(1)

 分の悪い賭けは嫌いではありませんが、勝算の無い戦いは之ほどまで絶望的とは。
 白に包まれた世界から帰還してくる視界の中で、僕はそう思った。
 クリティカルな面を喰らい白に染まった視界が徐々にクリアになってくる。
 「面あり!」
 「よくやるねぇ~」
 「がんばれ~」
 やる気の無い声援と、妙に気合の入った審判の声を聞きながら開始戦に移動。面で非常に狭くなった視界の中で、相手を見据える。
 白い剣道着に黒の袴、鮮血の様に紅い胴以外は標準装備で、面越しに此方を見つめる視線は得物に襲い掛かる猛禽のようである。
 その視線に見据えられ抵抗する気概が吹き飛びそうになるが、竹刀を強く握り直し、相手を睨み返すことで心を踏み止まらせる。
 「降参する?」
 目の前に居る圧倒的な存在が僕に声をかける。その澄んだアルトが、さに僕を追い詰める。
 「いいえ、まだいけます」
 僕は出来るだけ大きな声を出して答える。
 それに対し、眼前の女性、常盤御守(トキワ・ミモリ)先輩は、艶かしく舌なめずりし。実に楽しそうな声で僕に言う。
 「そう、じゃぁ。始めましょう」
 それを言うと、先輩は審判に軽く頷く。
 「始め!」
 「いぃやぁぁぁ!」
 開始の合図と供に僕は、気合の声を上げて先輩に向かっていく。
 彼我の実力差は圧倒的であったが、僕は引くわけにはいかなかった。なぜなら、この試合には、自分自身の身が懸かっているのだから…




















関係無いが、これは秀逸だな・・・
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飛龍瑞鶴

Author:飛龍瑞鶴
喉に傷跡があるハゲ入道。
自称:唄って踊れる三枚目
共産趣味者にして、軍事愛好家

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