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勝負(2)

 何故、こんな事になったか。簡単に説明をしよう。
 顧問が不在で、何時もより早く部活が終わろうとしていた。
 終わりまじかと言うところで、常盤先輩が、部長と一~二言、言葉を交わした後。
 僕に向かって言う。
 「村雨くん。賭けは好き?」
 「賭けですか?まぁ、嫌いではないです」
 「じゃぁしようか?」
 「はぁ?」
 「剣道勝負で、負けたほうが相手の言うことを聞くってどう?」
 何を言い出すのだろうか?この人は………丁重にお断りしようとした時
 「いいじゃん。やりなよ」
 「はいぃ!」
 横から部長殿が口をはさむ。
 「いいじゃん、さめっちはスキルアップの良い機会だし。みもっちは欲望を果たせるんだから」
 その声と同時に周囲から、“やれやれ”だの“何事も経験だ”等の無責任な声があがる。
                   ――人の不幸は蜜の味――
 糞!この部活には、悪魔しか居ないのか?いや、神はまだ地上に居られる。
 副部長なら、無骨で実直な副部長ならなんとかしてくれる。
 希望と期待を宿した目で、副部長を見る。僕にとって、この瞬間だけのメシアは満面の笑みを浮かべて僕の肩に手を置いた。
 「お前の“負けないが勝てない剣道”をなんとかしないと思っていたんだ。鍛えてもらえ」
                     ――神は死んだ――
 僕は心の中で慟哭の叫びを上げた。
 
 
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飛龍瑞鶴

Author:飛龍瑞鶴
喉に傷跡があるハゲ入道。
自称:唄って踊れる三枚目
共産趣味者にして、軍事愛好家

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